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 筑波大学附属駒場高校、入試問題、国語

 冨士谷御杖「北辺随筆」

 ある人の語りき。箱など作るに、おほよそかたき木は、やはらかなる糊ならではよくつかず、

やはらかなる木は、かたき糊してつけざればよくつかずとぞ。世の理は凡庸の思ふには、必

ずたがふ所あること、いと多かるべし。おのれらがはかなき上は、とてもかくてもありぬべし。

天の下を政ごち、国を治め給ふ際は、おほかたの理は理にて、かかる真理をさとりて、事計

りし給はば、事はすくなくて、功は大なるべし。

 問一、「ある人の語りき」とありますが、「ある人」が「語」ったのはどこからどこまでですか、

  はじめの三文字とおわりの三文字を抜き出して示しなさい。

 問二、「凡庸の思ふ」とありますが、「凡庸」の人はどのように「思ふ」のですか、答えなさい。

 問三、「おのれらがはかなき上は、とてもかくてもありぬべし」の解釈としてもっとも適当なも

  のを、次の中から選び、記号で答えなさい。

  ア、われわれのようにつまらない身の上の者は、どうにでもなるだろう。

  イ、われわれのように頼りない身分にある者は、どのようにしても同じことだろう。

  ウ、われわれのように長生きしない身の上の者は、どっちつかずになってしまうだろう。

  エ、われわれのようにとるに足らない地位にある者は、どうであってもさしつかえないだろ

   う。

 問四、「かかる真理」とはどのようなものか、説明しなさい。
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